【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年1月27日金曜日

2012年1月28日(土)
<野付半島の野鳥情報プラス皆さまへのお願い・野付半島ネイチャーセンターより>
道東の野鳥情報をご覧の皆さまいつも野付半島ネイチャーセンターをご利用
いただきまして誠にありがとうございます。
今シーズンは先シーズンに引き続きコミミズクの当たり年のようで、夕方ころから
ひらひら舞う姿で皆さまの目を楽しませています。今現在コミミズクは4羽~多いときで
10羽程度いて、曇っているときなどは昼過ぎからみることができます。
これからの時期ますます出没時間が早まることが予想されますので、ぜひ見てみてください。
ただ、野付半島内の道路は1本道です。この時期になると漁師の出入りは減りますが、
砂浜の工事などでダンプカーの出入りが激しくなります。
道路に車を停める際や、写真を撮る際には通行の妨げにならないよう、事故にあわないよう
十分ご注意願います。
また、先端などにてユキホオジロ、ツメナガホオジロ(両種多いときで40羽程度)の情報がありますが、
灯台前駐車場より先は別海町、野付漁協の私有道路(産業道路)となっており原則一般車両通行禁止です。
野付半島ネイチャーセンターなどで通行許可証をお出ししていますが、
途中除雪を行っていない他、先端の番屋があるところで、車両はストップとなります。
野付半島は全体が道立自然公園としてしていされているので、道路外の車の乗り入れはできません。
道路状況と車の能力、雪道走行などの技術と併せて安全に運転してください。
最終番屋(道がなくなるところ)~先端までは2kmほど徒歩となります。
最近この先端で砂浜を走行し、鳥を追いかけている車両をみかけることがあり、
このことによってユキホオジロやツメナガホオジロのエサとなるハマニンニクをつぶしたり、
鳥にプレッシャーをかけてしまっています。
そうなると、鳥がここからいなくなってしまったり、次のシーズンからの飛来にも影響があるかもしれません。
貴重な鳥たちになるべく良い環境でいてもらえるように、またその自然な姿を多くの方に
楽しんでいただけるように私たちも心掛けていますので、皆さんにもご協力よろしくお願い申し上げます。
ワタリガラスは6羽ほど。アザラシの死体があるところにほかのカラスやカモメと混じっています。
野付半島にやってくるワタリガラスは警戒心が強く、簡単にヒトを寄せ付けません。
また、人工物もキライ(???)なようです。
まずは見分けるのは難しいと思いますので、情報を聞きにいらしてください。
また、アザラシの死体があるなどの環境は番屋周辺のことが多く、立ち入りづらい場所となります。
昨年は冬期の番屋荒らしがあったこともあり、敷地に入れないようになっているところも多いです。
そういった情報や注意事項なども多々ありますので、ぜひ、ネイチャーセンターへお立ち寄りください。
これからは流氷がやってきます。この氷の動きによって海鳥が間近にみられるチャンスもでてきますので、
乞うご期待!
クロガモ、ビロードキンクロを始め、コオリガモやアラナミキンクロ、ケイマフリ、ウミスズメなども
楽しめると思います。

野付半島ネイチャーセンター
TEL 0153-82-1270

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