【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年3月2日金曜日

2012年3月2日(金)
<走古丹の情報提供>
MK様から貴重な情報をいただきましたので、掲載させていただきます。MK様、本当にありがとうございました。
撮影マナーの問題に毅然とした態度で取り組む方が徐々に増えてきています。勇気を出して、一言注意の声をかけることが大切ですね。やはり効果は出てきています。
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イーグルさん。こんにちは。
野鳥情報です。
①3月2日 走古丹
ハギマシコ(35±)
ユキホオジロ(5+15±=20±)
②2月27日
西別川河口
ミコアイサ(1)
※メスまたはエクリプス
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今日(3月2日)も走古丹の車両止めのゲートを越えている60代の札幌ナンバーの軽自動車有り。
最初の番屋から直ぐのところでユキホオジロ5羽を確認。
先端部へ向け歩いていおくと、
先端部方向からユキホオジロ15±羽が外海側を飛んできました。
低空飛行で降りたとしても一瞬で、
留まらずにそれを何度も繰り返し飛んで行ってしまいました。
続いてハギマシコを確認。
(12×50の双眼鏡で見て、かろうじて分かるくらいの遠い道路上。)
その先の道路が見えないところでしたが、何かに驚いたようにこちらへ飛んできました。
前回と同じく12羽だと思っていましたが、35±羽もの群れでした。
ここでちょっと違和感を覚えました。
ハギマシコ狙いで行ったので、先端部まで行かずに引き返しました。
先ほど通っていったユキホオジロが居り、それを撮ろうとしていたのですが、
先端部方向から1台の軽自動車が先端部から走ってきました。
工事関係者か漁師だと思い諦め、道路脇に避けました。
ユキホオジロは車に驚き、風連湖上へ飛んで行ってしまいました。
(それ以降は確認できませんでした。)
その車が程なく止まり、双眼鏡で覗いているのが見えたので、声をかけました。
聞くと、車両通行止めは知ってるけど、ゲートの脇を通って抜けてきたとの事。
この人は逆切れし「あなたに何の権利があるのか」という事を言っていました。
では、管理している漁組や役場に通報する事を告げると、
次回からはちゃんとルールを守ってくれると了承してもらいました。
(次回からは車両は入れず、必ず歩いて入ると言っていました。また、今回で2度目の進入という事も言っていました。)
彼はそのまま車でゲートへ向かいました。
今日のお目当てのハギマシコがその先に居て、驚いて全て先端方向へ飛び去りました。かなり高く飛び上がり、双眼鏡で確認できないほど遠くまで行ってしまい、
流石に再度行く気になれず戻ってきました。

彼のせいで、私まで撮れない事となりました。
こういう一部のマナー違反の人たちが、
他のカメラマンにも迷惑をかけている事は間違いないようです。
根室では地元の人たちの理解もあるそうですが、
それは多くのカメラマンがマナーを守って撮っているからだと思います。
マナー違反が続くと、やはり地元の理解も無くなっていくのは
当たり前のことだと思います。
漁組、役場共に知人が居りますので、対策が無いのか聞いてみることにします。

また、彼はユキホオジロ狙いとの事でしたが、
先端までの往復で一度もその姿を見ていないとの事でした。

野付半島の件もそうですが、
車ではツメナガ、ユキホオジロ、ハギマシコは撮れないと知るべきですね。

私は250mmと短いレンズしか持っていませんが、
ユキホオジロは、目の前で水浴びと羽繕いを見せてくれましたし、それを撮る事が出来ました。
良い機材を持っていても撮れない人には、何故撮れないかという一端を見たような気がします。(彼はかなりのものを持っていましたw)
そこに居る事さえ分からないのですから。

**やはりバードウォッチングの基本は、「歩いて苦労して自分で見つけること」ですよね。(イーグル)

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