【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年6月24日日曜日

2012年6月24日(日)
<納沙布岬にエトピリカ!>
今、納沙布岬の沖合にはミズナギドリの大群が通過中で、海域全体が非常に賑やかな状態です。今日はミズナギドリ、ウトウやケイマフリも双眼鏡やスコープで十分観察できました。
その中に、なんと何と、エトピリカが1羽プカプカ浮いているのを発見しました。距離があり写真は撮れませんでしたが、赤いくちばし・白い顔・黄色い髪の毛などがくっきりと確認出来ました。納沙布岬でエトピリカを見たのは生まれて初めての経験でした。ユルリ島の個体が来たというより、北方領土の個体が中間ラインを越えて来てくれたと考えるのが自然でしょう。思わず北方領土への「ビザなし交流」の為に最近新造された船「エトピリカ丸」の事を思い出しました。きっとエトピリカは人間の領土紛争など軽々と飛び越え、自由に根室の海を飛び回っているのですね。
(確認種)
エトピリカ(1)
ウトウ(1000+)
ケイマフリ(100+)
ミズナギドリsp.(数万羽)
フルマカモメ
オオハムsp(2)
ウミガラス(1)
オオセグロカモメ
ウミネコ
ヒメウ
ウトウ
ウミウ
トウゾクカモメ(1)

納沙布岬から一番近い「貝殻島灯台」。ミズナギドリの大群が近くを通過している。


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