【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年8月3日金曜日

2012年8月3日(金) 124,903
<落石ネイチャークルーズ速報> BYイーグル
AM便のみ運航。今日は気温13℃と日本離れした肌寒い落石でしたが、海上は霧もなく波も穏やかで、絶好の観察日和でした。案の定、47羽とエトピリカの観察数の新記録達成でした。
ユルリ・モユルリ島裏側のエトピリカ・ポイントに船を浮かべ、双眼鏡で周囲を見渡すとあらゆる方向にエトピリカの姿が見えました。ゆったりと浮かんで羽繕いをしているもの、餌を取りに外洋へ飛び出してゆくもの、島の周囲を飛び回るもの、我々の船を遠巻きにしてこちらの様子を伺っているもの、徐々に我々の船に近づいているものなどなど。また、2島の間の海峡のはるか奥深くには、何と12羽もの群れが見えました。圧巻は15m位まで近づいて来た1羽をみんなで観察している時に、船の舳先1mの所に別の1羽が浮かび上がって来た瞬間でした。最初、あまりの近さに、船の船首部分が邪魔になり、このエトピリカが見えないほどでした。こんなことは、今までに一度もありませんでした。船内は暫し興奮の坩堝と化し、あちらこちろから「凄い!」「可愛い!」の声が上がっていました。
今日の「47羽」という数字は、ダブルカウントを恐れ、かなり控えめにカウントしたものでした。推定ですが、実際のエトピリカの数は50-60羽に上るのではないでしょうか。
我々の記録上だけでは、毎年エトピリカの確認数は増えています。落石ネイチャークルーズ事業の狙いの一つである「漁師さんにバーダーになっていただく事」の効果が出始めているのならうれしいのですが。。。。そう願いたいと思います。
その他、ウトウ・ケイマフリなども、いつも通り間近で観察できましたが、ミズナギドリ・フルマカモメ等の数は極端に少ないようでした。
残念ながら、ツノメドリは見つけることが出来ませんでした。
<観察種>
ウトウ(800+)
ケイマフリ(30+)
エトピリカ(47)
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
ウミネコ
アマツバメ(1)
ハイイロミズナギドリ(↓)
ハシボソミズナギドリ(100+)
フルマカモメ(1)
 *ネズミイルカ(1)
 
 
 
 *ゼニガタアザラシ(21)

0 件のコメント:

コメントを投稿