【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2013年6月23日日曜日

2013年6月23日(日)
<ツノメドリの様子> By イーグル
現在、落石ネイチャークルーズではツノメドリが1羽見られています。
かなりの確率で、ユルリ・モユルリ島の間の海域に滞在しているようです。
ただ、落石ネイチャークルーズの船は、繁殖期の海鳥への配慮から、当該海峡に船を入れないという「自主規制」を引いております。従いまして、ツノメドリやその他の海鳥は海峡の入り口付近から観察することになります。
海峡の奥にいる海鳥までの距離は300m以上あり、双眼鏡でやっと識別できる程度ですが、観察に慣れた方であれば、種類の識別は容易です。
また、エトピリカやツノメドリも時折、採餌の為海峡から外洋へ飛び出してゆき、船のすぐ近くを通ってくれます。特にエトピリカはほぼ毎回その優雅な飛翔姿を披露してくれています。
ツノメドリは、エトピリカと共に編隊で飛行していることが多いようです。体が一回り小さいこと・お腹が白いことなどからツノメドリの識別は容易です。集団で浮遊している場合は、エトピリカの群れ(!)の外側に浮かんでいることがほとんどです。
最初に確認してから2週間。まだ、1羽のみしか見られませんが、昨年は3羽おりましたので、この後7月から8月にかけて、更に数を増やしてくれるかもしれません。
また、落石港のすぐ外側を含め、島から離れたところでもツノメドリを見かけることがあります。
採餌目的で広範囲を動いていますので、航路上どこでも油断することは出来ません。
以下、最近の写真を掲載いたします。
Canon PowerShot SX50HSの超望遠で撮影しておりますので、画質・ピントはひどいですがご容赦願います。

エトピリカやウトウを引き連れ優雅に泳ぐツノメドリ。

エトピリカと一緒にいることが多い。

顔の白い部分が大きく、ツノ目がよく見える。お腹が白いことも重要な識別ポイントです。

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