【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2014年7月20日日曜日

落石ネイチャークルーズAM便340,545

2014年7月20日(日)
<落石ネイチャークルーズAM便>  By イーグル
  霧もなく晴天でしたが、波うねりが大きく皆様苦労されていました。
晴天の為か海鳥は種類・数共にいつもより少な目でした。
  しかし、エトピリカは順調に出てくれました。まず、港を出てすぐに、左舷方向からエトピリカの成鳥と若鳥(1)が編隊を組んで、かなり高い高度を、落石岬に向かって一直線に飛んでゆきました。
昨日まで、私はエトピリカは親子が一緒に行動しないと推測していましたが、間違いでした。
今日の光景はどう見ても親子が一緒に飛んでいました。また、飛んでいった方向には落石岬があります。岬の下の断崖に巣でもあるのでしょうか?でも若鳥が一緒という事は、単に採餌に出かけたと考えるべきでしょうか。ああだこうだと想像を巡らせるのも楽しいものです。
  その後、ユルリ島に到着するまでの間、エトピリカの若鳥が12羽も出ました。まるで、ウトウの様に2-4羽がかたまりになって浮いていました。去年までは、1シーズンに1-2羽見かける程度だったエトピリカ若鳥が今年は本当に「ブレイク」状態。我々が毎日走っている航路などは、広い海のごく1部分です。落石近海から十勝の沖合までに、いったいどれくらいの若鳥が浮かんでいるのでしょうか? 想像しただけで、ワクワクぞくぞくしてきます。
  エトピリカの成鳥も、ユルリ島近海で合計7羽確認出来ました。波があり、写真撮影は苦労されていましたが、最短10mの個体に遭遇致しました。
≪確認種≫
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(4)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(150+)
ウトウ(300+)
エトピリカ(成鳥7+若鳥13羽)
エトピリカ若鳥(10:31)

エトピリカ若鳥(10:32)

(10:33)

10:33

10:36

ユルリ島近海に浮かぶエトピリカ若鳥。

次々と本当に良く出てきます。

10:40

2-4羽で浮いていることも多い。

成鳥。

うねりが強くなかなか姿を捉えられません。

ユルリ・モユルリ島の海峡を飛ぶエトピリカ。高い所を飛ぶ理由は、巣穴が高い所にあるから。

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