【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2014年9月6日土曜日

納沙布岬ハイド356,528

2014年9月6日(土)  晴れ。26℃。風は少々。
<納沙布岬ハイド>   By イーグル
 今日は根室カニ祭りの第一日目。カニをお目当ての観光客の皆様も沢山根室にお越しになっています。
 朝から恒例になっています根室半島東部巡回に出かけました。今日は納沙布岬ハイドに腰を据え、じっくりミズナギドリでも探そうと思いましたが、結局、北方領土の解説ガイドになってしまいました。海鳥も少ない為、途中からは方針を転換し、次々とハイドを訪れられる観光客の皆様と楽しく交流させていただきました。大阪からのご夫妻、神奈川県からの女性グループ、苫小牧からの若者3人組。
 皆様に、島の名前のみならず、納沙布岬の自然や北方領土問題の歴史と現状、そして海鳥の生態なども少々解説させていただきました。皆様、目を輝かせてとても熱心に私の話に耳を傾けて下さいました。「こんなに近いと知らなかった。」「早く返還交渉を進めるべきだ」「見ると聞くのでは大きな違いがありますね。」等、喜ばしい感想も戴きました。
 更に海鳥観察用の望遠鏡で、ロシアの巡視艇や水晶島に立っているロシア正教の教会などをお見せすると、皆様に興奮度は最高潮に達していました。
 北方領土問題の啓蒙活動の場として、もっと納沙布岬ハイドを活用した方が良いと思いました。
今後の野鳥ガイドや観光ガイドにも、領土問題の解説をもっと取り入れて行きたいと思いました。
根室を訪れる外国人バードウォッチャーの中には、外交官や政府関係者もたくさんいらっしゃいます。現職の駐日英国大使を納沙布ハイドにご案内したこともあります。
 外国人バードウォッチャーの誘致活動は、北方領土返還運動にも、深くつながる可能性が強い事を改めて認識致しました。
≪確認種≫
ウトウ(f2)
ケイマフリ(中間1)
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
ウミネコ
シノリガモ(f1)  *ハイドの前を横切りました。納沙布でも1年中確認できます。
オオミズナギドリ(20+) *貝殻島灯台の周辺を群れを成して飛んでいました。
*カマイルカ
*ネズミイルカ
*アザラシ
シノリガモは1年中観察可能です。

今日の納沙布岬ハイドからの風景。歯舞群島を間近に望む。

貝殻島灯台。少し靄がかかっていました。

靄の中、今日もロシアの巡視艇がおりました。
  

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