【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年3月18日水曜日

外国人バードウォッツチャーのガイド結果 416,606

2015年3月12日(木)ー17日(火)
<外国人をガイド>  Byイーグル
6日間に渡りシンガポールからのベテラン・バードウォッチャーをご案内していました。
期間中に鶴居村・霧多布・根室半島全域・落石NC・養老牛温泉・野付半島・羅臼などで確認した種数は82種でした。タンチョウ・シマフクロウ・オオワシのBIG3は当然として、アビ類3種、チシマウガラス(夏羽)、ウミガラス、ウミバト(2亜種)、ケイマフリ、ウミスズメ、コウミスズメ、エトロフウミスズメ、ウトウ(初認)、ケアシノスリ、シマフクロウ(昼間+夜間)、エゾフクロウ、オオアカゲラ、アカゲラ、キレンジャク、キバシリ、ベニヒワ、ハギマシコ、オオマシコ、ベニマシコ、ユキホオジロ、ミヤマホオジロなど比較的難しい種類もお見せすることが出来ました。

道東の冬鳥は2月がピークとお考えの方も多いかと思いますが、3月中旬でも、これだけの種類をお見せすることが出来るのです。

もちろん、綿密な「下見」と各地にいらっしゃる「野鳥人脈からの情報」が無ければ不可能な種類数ですが。「レンタカー+α」程度のガイド料(外国語割増あり)で、地元に精通した「野鳥ガイド」を雇い、運転もしてもらうという「欧米型の野鳥旅行スタイルの定着」を目標としている根室市ですが、今回のガイドを通じて、3月の道東の「潜在力」を証明することが出来たと思います。

ちなみに、シンガポール人にとって、1年を通して道東で見ることのできるの野鳥約215種の約70%が初見である可能性があります。(英国人の場合51%、米国人60%、豪州人82%、台湾・香港人40%が初見の可能性あり)
ベテランバーダーの今回のシンガポールからのお客様は、初めて来た道東であるにも関わらず、ほとんどの鳥を自分で識別しておられました。また、道東で見たい鳥(=ターゲット・バード)のリストを事前にメールで送って来ておられました。
そのリストに基づき事前に綿密なガイド計画を策定致しました。そして、その計画を毎晩見直し、翌日最大限の成果を上げられるよう計画を修正してゆきました。その結果、彼のお望みの野鳥(ターゲット・バード)の84%をお見せすることが出来ました。

このように、プロの野鳥ガイドを利用する最大のメリットは「効率性」であるという事が出来ます。
また、冬の道東の厳しい気候を考慮すると、地元を知り尽くしたガイドは、悪天候時やアクシデント発生時の「安全性」の確保を担っているともいえます。

日本人の皆様も、今後、道東で「効率的に」また「安全に」野鳥をご覧になりたい場合、ぜひ地元野鳥ガイドの活用をご検討いただければ幸いです。

≪今回お見せできた種≫
ヒシクイ
コクガン
オオハクチョウ
ヨシガモ
ヒドリガモ
マガモ
オナガガモ
コガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
シノリガモ
ビロードキンクロ
クロガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
カワアイサ
ウミアイサ
アカエリカイツブリ
ハジロカイツブリ
アビ
オオハム
シロエリオオハム
ヒメウ
チシマウガラス
アオサギ
タンチョウ
ウミネコ
カモメ
ワシカモメ
シロカモメ
オオセグロカモメ
ウミガラス
ウミバト
ケイマフリ
ウミスズメ
コウミスズメ
エトロフウミスズメ
ウトウ
トビ
オジロワシ
オオワシ
ノスリ
ケアシノスリ
シマフクロウ
フクロウ
コゲラ
オオアカゲラ
アカゲラ
チョウゲンボウ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
キクイタダキ
ハシブトガラ
ヒガラ
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
キレンジャク
ゴジュウカラ
キバシリ
ムクドリ
ツグミ
スズメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
アトリ
カワラヒワ
マヒワ
ベニヒワ
ハギマシコ
オオマシコ
ベニマシコ
ウソ
シメ
ユキホオジロ
ホオジロ
カシラダカ
ミヤマホオジロ
アオジ
カワガラス
































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