【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年8月29日土曜日

落石ネイチャークルーズAM便 465,021

2015年8月29日(土)
<落石ネイチャークルーズAM便>    Byイーグル
快晴。久々のうねりが小さい比較的穏やかなクルーズでした。

皆様のお目当てのエトピリカは現れてくれませんでしたが、その代わり、すごい光景に出合いました。落石岬の沖合でミズナギドリ類中心の「鳥山」を見つけたのです。

オオミズナギドリ・アカアシミズナギドリ・ハイイロミズナギドリ・ハシボソミズナギドリ・フルマカモメ・オオセグロカモメ、そしてコアホウドリなどが、大きなイワシの群れを追って、我先に海に飛び込んだり、乱舞しています。その数数千羽!!

カマイルカの50頭くらいの群れもジャンプを繰り返します。
クルーズ船のお客様からは歓声が上がります。船長もガイド役の私も正直かなり興奮いたしました。

更に船を進めてゆくと、とうとう、ミズナギドリ達の群れの中に入り込むのに成功しました。
さすがベテラン船長さん。腕が違います。
船内からは「すごい!」「すごい!」の連呼。感嘆詞付きの声しか上がりません。
船首も船尾もどこを見渡しても、鳥・鳥・鳥!
まさに「落石マジック」とでも言うべきすごい光景でした。

ミズナギドリの大群に出会うだけなら、ラウスを含め今までに何度も経験がありますが、今日の群れの凄さは、種類が多い「混群」であることと、イワシを取り合いながら乱舞する為、動きがあり、迫力とその躍動感がすごいことでした。

20分ほど「落石マジック」を堪能した後、いつも通りユルリ島方面へ向かいました。

【観察種】
コアホウドリ(3)
フルマカモメ(20+)
オオミズナギドリ(400+)
ハイイロミズナギドリ(300+)
ハシボソミズナギドリ(20+)
アカアシミズナギドリ(20+)
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ(20+)
オジロワシ(5+)
ハイイロヒレアシシギ・アカエリヒレアシシギ(10+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミバト(チシマ型2)
ケイマフリ(夏3)
ウトウ(2)
ハクセキレイ(10+)
**ゼニガタアザラシ(10+)
**カマイルカ(50+)

フルマカモメ
Northern Fulmar

コアホウドリ
Laysan Albatross

カマイルカモ50頭以上いました。

オオミズナギドリ
Streaked Shearwater

ハイイロミズナギドリ
Sooty Shearwater
コアホウ+オオナギ

目の前で、イワシの奪い合い!


ユルリ島の上には馬の姿が見られました。
ケイマフリ
Spectacled Guillemot

ウミバト
Pigeon Guillemot

ゼニガタアザラシ

ユルリ島

八雲町から来ているイカ釣り船。


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