【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年10月16日金曜日

納沙布岬ハイド 475,627

2015年10月16日(金)
<納沙布岬ハイド>   Byイーグル
快晴。弱い南風。気温15℃。
アビ類の渡り(岬を通過して南下)がどんどん本格化してきています。遥か彼方の沖合まで、スコープを使って見ていると、30秒間に5羽くらいのペース(まだピークではない)で、アビ類が通過しているのが観察できます。おそらく1日中このような状態が続いているものと推測されます。なぜかほとんどがシロエリオオハムです。今年生まれの幼鳥と推測される個体もいますが、大半がまだ夏羽の残る美しい成鳥であることが楽しい。中には岬の沖合300mくらいのところを通過する個体もおり、背中の格子模様やのどの色、チン・ストラップまで観察可能です。
快晴の日が続いていますが、これで少し海が荒れると、温根元漁港や歯舞漁港にこれらのアビ類の一部が入ってくることが多いため、勝手ながら、個人的には「雨乞い」の毎日です。

秋の納沙布岬の「アビ類の渡り」と「トウゾクカモメ類の盗賊行為」観察は、最近では、根室半島のバードウォッツチングの「秋の風物詩」と言っても過言ではありません。
渡り観察といえば、タカ類の渡りが主流ですが、海鳥の渡りを、陸地から、整備されたハイドの中から快適に観察する、というのも楽しいものです。
新しい海鳥の観察スタイルとして定着してくれることを願ってやみません。

*10月後半―11月中旬にかけて根室半島へ探鳥でお越しの方は、ぜひ、スコープを持って納沙布岬ハイドへ出かけてみてください。


今日はなぜかミツユビカモメの活動が不活発で、トウゾクカモメ類の数も少なめでした。

また、久しぶりにハイドの前を1頭のラッコが通り過ぎてゆきました。
また、帰路、牧の内周辺では、つがいのタンチョウに出会うことができました。


【観察種】
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(1)
シロエリオオハム、オオハム、アビ(30秒間に5羽程度通過)
ハジロカイツブリ(1)
シノリガモ(♂1)
クロガモ(♂1)
オオセグロカモメ
ウミネコ
ミツユビカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
カモメ
トビ
オジロワシ
タヒバリ
ハクセキレイ
カワラヒワ

*ネズミイルカ(2)
*ラッコ(1)
*ゼニガタアザラシ(1)

タンチョウ(2)  *牧之内周辺
ハジロカイツブリ
Black-necked Grebe
温根元ハイドから
チシマシギの岩
まだ今年の初認には至っておりません。
ゴメ岩。最近はカワウに目を凝らしています。
美しいシノリガモ (♂)も見かけるようになりました。
貝殻島灯台と水晶島
ラッコが納沙布ハイド前を通過しました。



ワシカモメ
Glaucous-winged Gull
納沙布ハイド前

秋色の牧の内周辺。
タンチョウの姿が。

タンチョウ 。まだ見ることができます。
Red-crowned Crane


Red-crowned Crane



0 件のコメント:

コメントを投稿