【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年5月1日日曜日

羽幌・羽幌→天売島航路→天売島 営業活動の旅(番外編)531,319

2016年5月1日(日)-2日(月)
<羽幌・天売島>  Byイーグル
 4月30日に天売島に渡る計画でしたが、強風のため、フェリ―が終日全便欠航。仕方なく羽幌の温泉ホテルに1泊。民宿たかののオーナーと孫息子の男3人旅は、スタートから波乱含みでした。
 
 それでも、野鳥の方は順調。羽幌のフェリーターミナルの周辺で、まずはノゴマをゲット。根室ではまだ見かけていない夏鳥ですが、今年は一足お先に日本海側で出会うことが出来ました。
 その他、ノビタキ・アオジ・ツグミなども活発で、さあこれから日本海に飛び出してゆくぞ!という緊張感のようなものが伝わって来る様子でした。

 天売航路上では、ウトウ・ケイマフリ・アビ・シロエリオオハム・オオハム・ウミスズメ(40羽+)と次々と現れ、かなり楽しい1時間半でした。特に、焼尻島を出て天売島向かう直後に、海上を浮遊している何と「ハシジロアビ」に出会いました。しかもきれいな夏羽個体。私の生涯2度目の遭遇でした。並んで熱心に観察されていた野鳥研らしき学生さんたちと、笑顔でお互いの幸運を喜びあいました。

 また、島の中のフットパスでは、ルリビタキ・コマドリ・ウソ・ムジセッカ・カラフトムシクイ・アカゲラなどが次々と現れ、夕方までの一時を堪能することが出来ました。

 19時からは、本日より始まった「ウトウの帰巣観察会」に参加。数十万羽のウトウが夕刻の暗闇の中を巣に戻って来る様を観察。壮観としか言いようのない光景でした。
参加者もGWとは言え30名もいらっしゃり、天売島の野鳥観光が長い歴史に裏打ちされたしっかりとした市民権を得ていることに感銘を覚えました。

 今回の旅では、羽幌の海鳥センターや天売島の宿に「落石ネイチャークルーズ」や「野鳥の楽園」パンフを設置させていただきました。新しく立ち上げた「イーグル野鳥案内舎」の名刺交換なども熱心に行いました。
 宿では、天売島を訪れるお客様の間でも落石ネイチャークルーズは有名と聞き少しうれしくなりましたが、天売島に比べ自分たちの受け入れ態勢がまだまだ不十分であることも思い知らされました。

 野鳥観光の先進地を訪れる今回の旅。学びべき点の多い旅となりました。

【観察種】*今日1日で、以下の53種を観察致しました。
ハシジロアビ(夏羽1) *白いくちばし、夏羽の体色、大柄な体、どれをとっても美しかった。
オオハム
シロエリオオハム
カイツブリ(夏1)
ウミウ
ヒメウ
カワウ
アオサギ
スズガモ
ヒドリガモ
ハシビロガモ
オカヨシガモ
オナガガモ
シノリガモ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
ウミネコ
ユリカモメ
シロカモメ
トビ
チョウゲンボウ
イソシギ
アオジ
カシラダカ
ホオアカ
オオジュリン
スズメ
カワラヒワ
ジョウビタキ
カシラダカ
ルリビタキ
ノゴマ
ノビタキ
ミヤマホオジロ
ウソ
ビンズイ
ムジセッカ
カラフトムシクイ
コマドリ
シジュウカラ
ヒガラ
ハシブトガラ
メジロ
センダイムシクイ
イソヒヨドリ
ツグミ
ハクセキレイ
ミソサザイ
アカゲラ
ウミスズメ
ケイマフリ
ウトウ
ハシブトガラス
ハシボソガラス


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