【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年7月26日火曜日

落石ネイチャークルーズ(AM) 561,524

2016年7月26日(火)
<落石ネイチャークルーズ(AM)>   By イーグル
 南風で気温も高めでしたが、出航と同時に霧が晴れてしまいました。
急に風向きが変わった様です。島にはエトピリカ調査団も入っており、海鳥の数も少な目。不安な気持ちで島を目指しました。
 ところが終わってみれば、なかなかの鳥果が上がりました。
まず、シロエリオオハム、ウミスズメ、ケイマフリ、ウトウが順調に現れました。
島に近づくと、カンムリウミスズメ (冬羽1)、ハイイロヒレアシシギ、アカエリヒレアシシギ、エトピリカ(若鳥)など面白い鳥が出てくれました。
 そして、七つ岩の近海で、見慣れない大きめのミズナギドリが突然現れました。双眼鏡で素早く観察。久々のミナミオナガミズナギドリでした。夏の落石近海では比較的よく見かける種類ですが、今日の様に比較的近い距離で、しかも単独で見かけることはまれです。毎年8月に現れるオオミズナギドリの群れの外縁部を遠慮がちに飛んでいることが多い鳥です。
 エトピリカの成鳥はいつもと違う場所で発見しました。モユルリ島を過ぎ、カモ岩の手前に1羽プカプカ浮いているました。
お客様は大喜び、船内がぱっと明るくなりました。
その後、ウミガラス(夏羽1)にも至近距離で出会うことが出来ました。

【観察種】
シロエリオオハム(5)
ミナミオナガミズナギドリ(1)  *七つ岩近海。
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(10+)
ハイイロヒレアシシギ(↓)
アカエリヒレアシシギ(100+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(夏1)
ケイマフリ
ウミスズメ(1)
カンムリウミスズメ (冬羽1)
ウトウ
エトピリカ(成長2、若鳥2)
アマツバメ

ウミスズメ
Ancient Murrelet

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

ヒレアシシギの群れ。
ハイイロ+アカエリ


近い!
今日もエトピリカ(若鳥)がよく現れました。

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

カンムリウミスズメ
Japanese Murrelet


カンムリウミスズメ(1)

ミナミオナガミズナギドリ(1)
Buller's Shearwater

毎年、夏に少数が渡来。


ミナミオナガミズナギドリ
*翼下面やお腹・喉の白さが 目立つ。
ミナミオナガミズナギドリ
ドンドン遠ざかっ行きました。

今日のエトピリカ。
採餌に余念がない様子。



ウミガラス
Common Guillemot

ウミガラス
Common Guillemot

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