【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年10月10日月曜日

落石ネイチャークルーズ 582,379

2016年10月10日(月)
<落石ネイチャークルーズAM便>   BY イーグル
   本当に久々のクルーズガイド。昨日は欠航しただけに、今日も天気が心配でした。
   比較的強めの北風が吹き、少し大きめの波でしたが、「出し風」ということでもあり運航に支障はありませんでした。
  今日は何といってもミズナギドリ。
  ユルリ島裏側の沖合に比較的大きな「鳥山」を発見。船を進めてゆくにつれ、ミズナギドリの大群に船が囲まれました。カマイルカも集まってきています。オオミズナギドリが95%ですが、わずかながらハイイロミズナギドリの姿も確認できました。
  そして、たった1羽だけでしたが、ミナミオナガミズナギドリも確認できました。オオミズナギドリの群れの外縁部に単独で浮んでいることが多く、翼が細長く見え、翼上面部の独特の模様など、いつもの特徴をばっちり備えていました。波しぶきがすごく、とても写真を撮ることはできませんでしたが。。
  その他、予想通りアビ類の渡りが始まっていました。アビ類の80%がシロエリオオハムでしたが、最低でも50羽以上の個体が、2-8羽くらいの小さな群れを作って南へ渡ってゆく様は、本当に壮観でした。しかし、アビ類の渡りは始まったばかり。今後、11月初旬のピーク時へ向けて、数万羽のアビ類が落石の海を渡って行くことになります。

【確認種】
アビ(1)    Red-throated Diver/Loon
オオハム(1)  Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム(50+)  Pacific Diver/Loom
アカエリカイツブリ(1)  Red-necked Grebe
オオミズナギドリ(300+)  Streaked Shearwater
ハイイロミズナギドリ(50+)  Sooty Shearwater
ミナミオナガミズナギドリ (1)   Buller's Shearwater
ウミウ    Temminck’s Cormorant
ヒメウ     Pelagic  Cormorant
シノリガモ   Harlequin Duck
オジロワシ(3)   White-tailed Sea Eagle
トウゾクカモメ(3)    Pomarine Skua
ウミネコ     Black-tailed Gull
セグロカモメ  Vega Gull
オオセグロカモメ   Slaty-backed Gull
ワシカモメ   Glaucous-winged Gull
シロカモメ   Gloucous Gull
ミツユビカモメ(100+)   Black-legged Kittiwake
ウトウ (冬羽10+)    Rhinoceros Auklet
    
久々の落石ネイチャークルーズ。
天気は最高ですが、北風が強く、かなりの揺れでした。
ウトウ(冬羽)
Rhinoceros Auklet

まだ居ます。
シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom

渡りの途中。
まだ、夏羽が残っている。
シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom



ミツユビカモメ
Black-legged Kittiwake


船のすぐそばを通過するオオミズナギドリ。
Streaked Shearwater


オオミズナギドリ
Streaked Shearwater

ミズナギドリの「鳥山」に遭遇。
すごい 迫力でした。
鳥山に 遭遇。
モユルリ島。




  

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